「ねぇ、じゃあ俺等とも友達になろおぜっ!なっ!?

  いいだろっ!?」

 「いいやっ!若葉ちゃんは俺等と友達になるんだぞっ!」

 「ちがうっ!俺等の方が若葉ちゃんにふさわしいっ!」

 ぁあ~・・・。だから、男は嫌いなんだよッ!

 なんで、こうなんのっ!?つうか、あたしの事を物扱いしちゃってるし・・・。

 イライラしてきた・・・。もーむり!!

 「あぁ~!!うっせぇ!男友達ができた事の何がわりーんだよっ!!

  あたしは、お前等に、興味はねぇ!!消えろっ!ハエどもがっ!!」

 あっ。やばいっ・・・。つい男言葉が出てしまった。

 もちろん、男達は尻尾まいて逃げて言った。

 残ったのは、あたしと、明と、クラスの女子だけ。

 「ありゃ~・・・。ついに男言葉でちゃったねぇ~。」

 ミナが言った。

 明は、こっちを見て口をパクパクしている。

 さすがに、ビビッタよね・・・・。

 「あ~あ。バカだよね・・・。こんなあたしと友達で入れるのは、女子

  だけなんだよね・・・。」

 お願い・・・。あたしのことは、あきらめてっ・・・。

 「いいんじゃね~・・・。」

 「へ!?」

 明の口から出た言葉は、以外だった。