いただきます、といって、淨弥はうどんを食べ始めた。




……気持ちは変わらない、か…。

なんだか嬉しくて、にやにやしてしまう。




はっ、でも、
とりあえず、これ以上太らないように注意しとこ。




「隣、座ってもええ?」


ん?

左を見てみると、


「あっ」


ロビーで会った男子高校生が居た。




「隣、座ってもええかな?」


にっこりとえくぼを作り、あたしにたずねてきた。




「あ、うん、いいですよ」


「ありがとう」


男子高校生はあたしの隣に座った。