「そうなの?
候補は、今んとこ、誰?」


あたしのサイドにかかった髪を耳にかけながら、佐田先生はそう言った。




「あ、あの……」


こ、候補??




「まぁ、あの4人以外、近寄ってくる奴いねぇだろなぁ…。

近寄ったら、あいつらに殺されそうだしな…」


佐田先生はクスクス笑う。




え?
ちょい意味不明…。




「あ、てか。
もし誰も選べなかったら、VIPルームへ招待してあげよっか♪」


VIPルーム……?!キラキラ




「…そ。

…先生の部屋」