「…まぁ、俺はその気で居るけど」


淨弥はそう言って、あたしの耳に息を吹き掛けた。




「!?」


んにゃッ?!




「わっ、淨弥エロいことした!」


えっ、エロ……///




「…俺と椎同じ部屋決定ね」


そう言って、淨弥にポン、と頭を撫でられた。




「…椎榎ちゃんはそれでいいの?」


………あれ…?

靖杜が悲しそうに見えるのは、
あたしだけ?




「…うん…」


一応、淨弥とは付き合ってるし…。


……ううん、

淨弥と同じ部屋に、
……なりたいの…。