「先生は事前に、校長先生に伺いました。
二年生では女子ひとりだけなので、もし泊まる部屋に困ったら、僕の部屋に泊めて貰うのはいかがですかって」
佐田先生、あたしのこと、そこまで思ってくれてたんだ……。
「そしたら校長先生が…
よく理解できます。いざとなったら佐田先生の部屋に泊めて貰いましょう。
…と、おっしゃってました」
そう言って、エンジェルスマイルを浮かばせた佐田先生。
笑顔がキラキラまぶしいぜ……☆
「…きたねぇ」
宇津井は佐田先生を睨み、そう呟いた。
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