「う~ん…
納得いかないなぁ…。

付き合ってるからって、同じ部屋だなんてさ」


靖杜はなんだか、納得いかない感じ。




確かに、まわりから見ると、…嫌な感じだよね。



「…うん、僕もそう思うよ」


唯抖も靖杜の言葉にうんうんと頷いて同意した。




「……。」


淨弥は無言のまま、窓の外を見た。




淨弥は、
…何考えてるのかなぁ…?




「…まぁ、あと一週間だし。
ゆっくり考えなよ」


宇津井は不安なあたしの気持ちに察したのか、
優しくそう言って、あたしの頭を撫でた。