だけどあたしにとっては、苦痛な話題だ。



正直どうすればいいのかわからないんだよね…。



「…まだ、決まってなくて…」


あたしはそう言って、下にうつむいた。




「この際、ここで決めちゃおうよ!」


唯抖はそう言って、手を叩いた。



ここで…?



「そうですね」


佐田先生もうなずく。




「候補は、俺たち4人ってことで♪」


靖杜はそう言って、あたしにむかってウィンクした。




「…4人…?」


って、
誰をさしてるの…?