と呟き、椎榎ちゃんはほっぺたを膨らませて、何かを考え込んでた。




「そっ♪
エーロー本ッ。

俺、淨弥がどういうの読んでんのか、気になるんだよなぁ♪


ほら、普段はあんなクールな面な訳だし」


俺は一人うんうん頷いた。




「ほうほう…。
確かに興味ありますなぁ…」


椎榎ちゃんは手をあごにそえて、探偵ポーズを取った。




…ひっかかった。




「…探してみようぜ。こっそりと」


「おうっ!」


椎榎ちゃんノリいい♪
さっすが俺が惚れた女ッ。