あたしに近づく。



そして、
唇に柔らかい感触がした。




「あぁー、チューしたー!!」


………はっ………。


みんなの前で……。





淨弥は少し笑って、
立ち上がり、自分の席へ戻った。




うわぁ…

不意うちずるいぜベイベー……。




「恥ずかしいことすんなよ……」


宇津井は顔を真っ赤にしてそっぽを向く。




「あの男うざいね」


唯抖は真面目な表情で言う。




「そうだな。憎たらしいぜ」


靖杜は眉間にシワを寄せながら言う。