「淨弥と隼人、何話すんだろうね~?」


唯抖はあたしの手を握りながら、一人呟いた。




「ん~、分かんないけど、
多分、悪い話ではないと思うぜっ♪」


靖杜はそう言って、
あたしのもう片方の手を取った。




「おいお前らっ、
何さりげなく椎榎の手握ってんだよ」


宇津井は口を尖らせながら言う。




「なんだよヒロ~。
あっ、ヒロも椎榎ちゃんと手、繋ぎたいんでしょ♪くふふっ♪」


くふふって、
変な笑い方やな…。


って、
椎榎ちゃんと手を繋ぎたいって………。///