「静かにしろ」


と怖い顔でそう言った。




「……毎日一緒に本読んだり、テレビ見たり、

俺が杖を使えるようになってからは、椎ちゃんのベッドで一緒に寝てたんや」


……今考えると、
かなり恥ずかしいことだよね…。




「…そんなかんじで…、2ヶ月ぐらいかな?

俺の骨折がほぼ治り、退院することになると同時に、大阪に引っ越すことになって…、

それで、お別れしたんよ」



……隼人が退院する時、必死で涙堪えてたなぁ…。


隼人が退院した後、一人になった時は、
めっちゃ泣いてた気がする。