うっ……。

あたしは小さい頃からヤンチャって言われてたんです…。




「椎ちゃんは足が動かないことにめっちゃイライラしてたんよ。

もう全力で走れないなんてあたし死ぬわーとか言ってたんよー♪」


はっ…、
恥ずかしい…。




「ほんでもって、
椎ちゃんは一人で居ることが苦手でな?

せやから俺達、朝から夜までずっと一緒に居たんや。

俺の方がまだ自由にうごけるから、ずっと椎ちゃんのベッドの方に行ってたんや」


「うわぁ…。そんな生活羨ましい~」


靖杜がそう言うと、唯抖は舌打ちして、