唯抖はドアをしめ、側にやってきて、俺の隣に座った。




「ヒロと僕とで男子会開いてたんだぁーっ」


「ややこしい言い方すんなっ、話をしてただけだわ」


「…そうなんだ」


また、女の話かな。


俺はそう言ってふとんの上に寝転がった。




「…椎、メシ食ってた?」


やっぱ頭ん中、椎のことでいっぱいだ。




「え?僕見てないけど?」


唯抖はそう言って頭を傾げた。




「俺も見てねぇなぁ…。一緒に食ってねぇの?」


「…あぁ…」


…隼人と外で食ってんのかなぁ…。