―――――――――
*淨弥side*
―――――――――
…なんで、こうなんの。
「おしっ、三人そろったし、そろそろ行こか!」
…なんで、三人なの。
なんで、俺と椎榎が二人で過ごすはずの自由行動二日目を、
こいつも加えて回らなきゃなんないの。
しかもなんでよりによって、
今一番顔を見たくない、…この関西弁野郎なわけ。
「あ、そうや。
椎ちゃんの彼氏さん、名前、なんていうん?」
……椎ちゃんって、呼ぶな。
「…淨弥」
関西弁の奴を見ながら、そういった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…