「だよね…。もうすでに彼女持ちとか?」
…えっ?
「いや、フリーだって言ってたよ。でもさ、好きな人は居そうだよね」
…へぇー…。
コップの中にオレンジジュースを入れながら、
隼人に彼女が居ないことにびっくりするあたし。
「どうだろっ。隼人君って謎が多いよね」
「だよねーっ」
女子二人は通りすぎて、あたしはさっきの会話を思い出す。
「…同じ学校の人から見ても、謎かぁ…」
隼人って、
いったいなんだろうな。
「…同じ地球人だと思えないんだよねあいつ」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…