コンコン
あ、早い。
もう来たのか。笑
立ち上がり、ドアを開けると、
「じゅっ、10秒過ぎちゃった?!」
と、肩で息しながら喋ってる椎が居た。
「…くすっ。
そんなに早く、…俺に会いたかったのか」
俺は椎に近づき、わざと耳元で話す。
ビクンと少し跳ねた肩を見て、ニヤける。
「だっ、だって、
せっ、淨弥が早く来いって……」
顔を真っ赤にする椎が、……堪らなく可愛い。
……やばい、かも。
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*淨弥side*おわり
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