唯抖は舌打ちをして、布団の上に寝転がる。 「まぁ~、しゃーないなぁ~」 靖杜はそう言って、口を尖らせる。 「そっ、そうだよな! よかったな仲直りできて!」 宇津井はあわててそう言った。 「……俺が椎を、あいつらに渡すわけないじゃん」 「……ッッ///」 耳元で囁かれ、体温が一気に上昇した。 「あ~あ、またイチャついてる。 見てらんないよ~~。 僕部屋に戻ろうーッ」 唯抖はつまんなそうに言って、部屋を出た。