次の日。
私は、病院から学校に通うのが決まりのようになり、また今日も病院から学校に通う。
海斗は帰れって言うけど、私自身が傍にいたいって思ってるから仕方がない。
なぜか1分でも、
1秒でも、
離れていたくないって思った………
お母さんにも話したら、“ちゃんと、やるなら責任を持ちなよ”って言われたけど何とかOKが出た…。
きっと海斗は私が思ってる以上の不安を抱えてる…。
だからこそ、
私が傍で少しでも不安を無くしてあげたい………
そう思った。
好きだからこそ
愛してるからこそ
失うのがものすごく怖い……
失った後の悲しみは一生癒えることはないから…。
「私が、海斗を守らなきゃ…っ!」
そう強く自分の胸に刻み、私は学校へと足を進めた………