あたしは
諦め切れなかった



だって愛してるって言ってくれた




でも嘘なんだと・・・知ることになる




夜・・・遊んでいたとき
「け~~~ご!」
圭吾?
あたしは隠れて
様子を見た


「中学生の子はどうだった?」
あたし?
「ん~~やっぱりガキだよ。一回も抱いてねぇもん」
嘘・・・


「それに・・・愛してるって言っただけで舞い上がってるし」

「なに~~~かわいいじゃん?」

「無理無理・・・。俺はあとくされなさそうな子が好きなの!」
ひど・・・
「あいつはそうゆうやつだとおもったのにな~」

「ふふっ所詮はガキだもんね」

「あぁ・・・てゆーかこの話はいいだろ?美紀の話をしたいんだけど」
ほんとうのことを悟った瞬間だった



このときから何かがおかしくなった




年上を求めた



圭吾のような人がいるかもしれない



そんなことを思って
年上しか愛さなくなった



そして




自分から捨てるようになった



腐ってしまった



でも空はずっといてくれた



子供だけは作らないでと毎日言われた


きっと



空は・・・




親から捨てられたんだろう



だから



あたしも母親と一緒のようになってほしくないのだろう




そしてあたしはまっすぐな人と出会って



かわっていった



嵐があたしを少しずつ変えたんだ