ゆっくりゆっくり
重い瞼を持ち上げた




ちっちゃな光が見えて




少し夢と似てた




「空・・・・」
でもキミの笑顔がみえたとき
夢から覚めたって思うの



「まだ・・・いたの?」


「泊まるってことになった・・・」
三宅くんが?
許したの?


「三宅君・・・厳しいでしょ」

「ん・・・でも泊まれっていってたぞ」
キミの笑顔は確かにかっこいいよ


でも



悲しそうなんだ



何を背負っているのだろう



「青・・・もう笑わなくていいよ」


そういうと
やわらかく笑って



「見破られた」



そういったんだ