「もう少し居たい~!お姉ちゃんと遊びたぁい...」





えりかちゃんは、握っている手を強めた。




「だけど、夕飯の時間だぞ。ママ待ってる」




相神の言葉にえりかちゃんは顔を歪めた。





「嫌っ」

「嫌じゃないだろ。行くぞ」





繋いでいた手を無理矢理離した。




「おねえちゃん....ッ」





泣きそうな顔で、あたしを見つめる。






「また今度、会えたら遊ぼう?」

「うんっ!♪」






そういうと笑顔でうなずいてくれた。