あたしは言葉にできないまま、家を飛び出した。 しばらく走ると、公園発見。 っていうか、制服のまま飛び出してきちゃった。 まぁ、いっか... ベンチに腰を掛ける。 しばらく座っていると 1人の女の子が寄ってきた。 「お姉ちゃん?」 少し薄暗くなっているというのに、公園には女の子1人。 「お母さんはいないの?」 見る限り、6歳くらいだろう。 何となく、誰かに似てる気がする。 「うん。」