だって、乗ったら死ぬし。 出だしでもムリだっていうのにねぇ… 瞬はうーん、と困った顔をした 別に待ってるのに… 「じゃ、他の行こっか♪」 「へっ?」 行きたいんじゃないの? そんな驚きとともに、首を傾げる 「えー?だって、デートだもん♪ しのが居なかったら意味ないよぉ」 私のせいなのに… 笑顔で言った彼に何も言えなくなってしまった。