きついし、苦しい・・・

想像なんてしたくないのに
映像として頭に浮かぶ。

嫉妬で渦巻く感情を
自分自身で押さえ込むのに
必死すぎて

目の前にいる輝樹の方を見れず
顔が上げれない・・。


そんな私を知る由もない輝樹は


「どうした?」


そう心配そうに

覗き込んでくる。


・・・・大丈夫。


「何で 輝樹の浮気相手って
キスマークつけるの?」


「浮気相手?って何だ?」


あーそっか・・・

浮気じゃないんだっけ。


「輝樹のエッチした相手」

「キスマークついてんのか?」

気づいてなかった輝樹にも驚きなんですが。


「鎖骨の上に思いっきり
ついてますけど?」


「ったく、いつの間に・・・・」


えぇ、そうね。

いつの間に浮気したんでしょう・・・