「嫌悪感?って
どういう感じで・・?」

「んー・・・説明難しいんだけど
こう・・・何か嫌・・・って・・
とにかく 理由は分からないんだけど
あー嫌だ・・嫌・・・って
思っちゃうんだよね。
でも そう思うのは
エッチしてる時だけなんだけど・・・
未だに意味不明だもん」

「経験のない私には
ますます分からないかも・・」

「そういえば 春菜は
まだ純情乙女だったね。」

「純情乙女って・・・・」

「あははは、そういう
雰囲気にならないの?」

「最近は まったく・・・
キスはしてくれるんだけど
それだけ・・・・」

「何なんだろうね~・・・
浮気はするのに
彼女には手出さないって・・・」

「ほんと・・・けど
もう 気にしない事にしたの。
何か理由があるんだろうし・・」

「重症だね・・・」

「はい・・・
自分で分かってます・・」

「あんな遊び人の
どっこがいいんだか・・・」

・・・同感。

「そうだ!春菜も
一緒に合コン行く?」

「合コン・・・?」

「そっ、今夜 大学生と
合コンなんだけど
春菜も行こうよ?」

「えっと・・・私は
やめとく・・・」

「え~、何でぇ?」

「もう 余所見するのやめようと思って」

「彼氏は余所見しまくりなのに?」

「あはは・・・私の場合は
結局 余所見しても
輝樹しか受け付けなくなっちゃってるから
もう 覚悟決めて
輝樹だけ見ることにしたの」

「そっか・・・
やっぱ 春菜らしいわ。
まー、別れたら
私が 男見つけ協力してあげるから
いつでも 私の胸に飛び込んでおいで?」

何だかんだ言っても
やっぱり、こうして最後には
私の逃げ場を作ってくれる美香は
私には もったいないくらいの親友だ・・・