「私と秀忠くんの
怪しげな雰囲気を
輝樹に 偶然を装って
見せるとか・・・・
なんて、まさかね~・・・」

「・・・・・・」

「秀忠君?
えっ・・・うそ・・・
え、えぇ!?
ほんとに?」

「ビーンゴ・・・・
ってか、ありがち!?
マジで?」

「ありがちっていうか・・・
恋愛漫画とか、恋愛映画なら
こういう事 計画するかな・・なんて思っちゃったりして・・・」

「うわぁ・・・
まさかのまさかなんだけど。
一発で当てられると・・・
かなーり、やばい計画じゃん・・」

「たぶん・・・っていうか
絶対 輝樹にはバレると思う・・・」

「っ・・・だよねぇ・・・
ちょっと・・・
俺、飲み物買ってくるついでに
けんけんに電話してくる。
さすがに 計画実行は
やばいし・・・」

少し・・・いや、かなり
ダメージを受けさせてしまったみたいだ・・・

私だって、まさか
そんな ありがちな計画を立ててるなんて・・・
少し 予感はしてたけれど・・・
そんな・・・
完璧に当たってるなんて・・・

何だか・・・

お先真っ暗かも・・・

    はぁ・・・・。