「そんなの、
卑怯だよ・・・」

「何で?春菜が
俺と別れたいって思った時は
他の男と遊べば楽勝だろ?
別れたくなければ 他の男と
会わなきゃいーし?」

「輝樹は?私は制限されて
輝樹は 自由なの?」

「俺 自由じゃねぇぞ?
ほとんど 春菜といるし?
彼女がいると いない時と比べて
半分以下の自由だな」

たしかに・・・・
前に比べると
輝樹と一緒にいる時間が増えたけど

・・・何か納得できない。

「じゃあ、輝樹も
浮気やめてよ・・・」

「俺 浮気してねぇし?」

予想外の言葉に
思わず 唖然としてしまった。

「してるじゃん・・」

「この前 いとこくんの家に来てた女の人の友達とエッチしたって聞いたんだから・・」

言うつもりなかったけど
言わずにいられなかった。

「したけど 浮気か?」

明らかに浮気なんだけど
っていうか 普通に
エッチした事認めてるし・・・

「浮気じゃん」

「春菜は どこからが浮気だと思ってる?」

どこから・・・・
そう改めて聞かれると・・・

2人で会った時点?
でも、それは友達とか用事があったら仕方ないわけだし・・・

やっぱり・・・

「キス以上の事をしたら・・・」