輝樹に関係ある人だと気づいても
私が口出せるはずもなく
ただ、うつむく事しかできない。
でも、普通に聞けるはずもなく
部屋を出ようと
立ち上がろうとした時
美香に 腕を掴まれた。
「春菜、逃げちゃだめ。
ここにいな・・・」
少し潤んだ目で
美香が 私を座らせた。
「はぁ・・・。
ねぇ、頼むから・・・
帰って?」
「嫌・・・・
会わせてくれるまで
帰らない・・・」
力強い口調で
いとこくんに
言い放つ。
「だから、俺 無理だって!」
「無理なわけないじゃん・・・
ほとんど毎日
輝樹と会ってるって知ってるんだから・・」
この人は・・・・
私と似てるかもしれない。
私も・・・・
輝樹の事で何かあると
いとこくんに頼ってる・・・
・・・いつか、
いつか・・・・
私が輝樹と別れたら
この人みたいに
なるのかもしれない・・・
私が口出せるはずもなく
ただ、うつむく事しかできない。
でも、普通に聞けるはずもなく
部屋を出ようと
立ち上がろうとした時
美香に 腕を掴まれた。
「春菜、逃げちゃだめ。
ここにいな・・・」
少し潤んだ目で
美香が 私を座らせた。
「はぁ・・・。
ねぇ、頼むから・・・
帰って?」
「嫌・・・・
会わせてくれるまで
帰らない・・・」
力強い口調で
いとこくんに
言い放つ。
「だから、俺 無理だって!」
「無理なわけないじゃん・・・
ほとんど毎日
輝樹と会ってるって知ってるんだから・・」
この人は・・・・
私と似てるかもしれない。
私も・・・・
輝樹の事で何かあると
いとこくんに頼ってる・・・
・・・いつか、
いつか・・・・
私が輝樹と別れたら
この人みたいに
なるのかもしれない・・・