「たった30分で帰るかよ?
まぁ、いいや。
今すぐ 来いよ。
10分だけ待ってやるよ。
俺を待たせる奴なんて
そうそういないぞ。
いいか、10分だからな。」
「ちょっ・・・!?」
ツーッツーッ・・・・
一方的に言いたい放題言って
切るなんて。
どれだけ自己中なのよ・・・
10分って・・・
歩いて10分ちょいかかるのに
10分以内って
走れって事!?
そもそも
私が悪いわけ?
何なの、あの男。
頭じゃ 怒りなんだか分からない感情がグルグルしてるのに
私の足は走ってる。
・・・ほんと どうしようもない
こんだけ走るなんて
小学生以来かもしれないってくらい走ってる。
息が絶え絶えなりながら
ようやく駅の明かりが見えてきた。
6分・・・・
我ながら
やればできる子だ・・・
息を整えて
姿を捜すけれど
見当たらない・・・
うそでしょー・・・・?
まぁ、いいや。
今すぐ 来いよ。
10分だけ待ってやるよ。
俺を待たせる奴なんて
そうそういないぞ。
いいか、10分だからな。」
「ちょっ・・・!?」
ツーッツーッ・・・・
一方的に言いたい放題言って
切るなんて。
どれだけ自己中なのよ・・・
10分って・・・
歩いて10分ちょいかかるのに
10分以内って
走れって事!?
そもそも
私が悪いわけ?
何なの、あの男。
頭じゃ 怒りなんだか分からない感情がグルグルしてるのに
私の足は走ってる。
・・・ほんと どうしようもない
こんだけ走るなんて
小学生以来かもしれないってくらい走ってる。
息が絶え絶えなりながら
ようやく駅の明かりが見えてきた。
6分・・・・
我ながら
やればできる子だ・・・
息を整えて
姿を捜すけれど
見当たらない・・・
うそでしょー・・・・?