(希空はボーっと過去のことを

思い出していた)

あたしと畑中和喜は

幼なじみだった。

それだから仲もよくて

よく一緒に遊んだりもした。

『キモイよお前』

七五三のとき少しでも

おしゃれになりたいと思った

私は着物を着せてもらった。

いつも一緒に遊んでくれた奴らは

誉めてくれた。

…けど