滑り台の一番上の階段から足を踏み外して落ちていくのが見えて私はとっさに走ってその子を助けた。



『大丈夫?ケガはない?』


「うん。お姉ちゃんは大丈夫?」


私は心配させないように笑顔で大丈夫だよ。

と微笑んだ。


そんな事をしてると白衣をきたナカチャンと研修医が私の所まできた。

私が走って女の子を助けたのをみていたみたいだ。