「....念のために聞いておくけど、スバルのお兄さんってたしか、スバルより2つ上のアランだよね??...
...第9の掟を...??」


「....そう...。その人がこの学校の3年で、学級委員長らしいから...」
「それで...学級長になったの。」
スバルは今にも泣き出しそうな表情をしながら、ふっと笑い頷いた。


激しく脈打つ心臓の音が冷静さを奪った。
それでも私は冷静でいようと、止まっていた手を動かす。