そうして花と別れ、私は隣の空き教室へと移動した。 星野君は私より先に来ていて、担任から渡されたであろう資料を整えて左上をホチキスで止めていた。 「これ、全部やるの??」 「あぁ。2人でやればすぐだよきっと」 星野君は微笑みながら机に置いてあったホチキスを私に渡した。