私が不思議そうな目で見ていると、私に気づいたらしくこちらを見ている。
「何??」
変な人は、妙な動きを必死に練習している男だった。
「いや、何でもないです」
喧嘩でも売られたら大変だと思い、静かに通り過ぎようとした、、、、が、、、、。

「お前さー、その金髪すごいな」
再び私に声がかかった。ピタッと足が止まる。
「、、、何が言いたいの??」
この男が馬鹿にしたように笑ったからイラッときた。
「金髪、目立ちますねってこと」
「あら、ご丁寧にありがとうございまーす。あんたも今の動き、変だったよ」
何も私は喧嘩を売っているわけではない。むしろ売られているのかもしれない。
去ろう。うん、今すぐにここを去ろう!!
「今のはヒップホップの練習。変な動きじゃないだろ(笑)」
ま・さ・かのヒップホップ、、、、、、!!!??