「冷たっ」
4月上旬の雨はかなり冷たかった。


花はあの派手な女子達とも友達になりたい
と、言っていたのにあの人達は花を侮辱した。それが何より許せなかった。
「あぁ、、せっかく大人しい高校生活を過ごそうと思ったのに、、、」
これじゃあみんなに怖がられちゃうよ。
「帰ろ」
小さく呟いて、屋上をあとにする。