「何が??そんなすげーのいた??」
翔がどの人のことを言っているのか分からなかった。
「お前ばか!?入場するときに見えただろ。金髪ロングの女子が」
金髪ロングの女子、、、あぁ。たしかにいた。
染めているのか、日本人じゃないのか分からないけど、びっくりするくらいの金髪。


「どんな奴なんだろうな。すごい恐いヤンキーだったりして」
翔に冗談を言ったつもりだったのに翔は


これから何かが起きそう


とでも言いたいかのように、目を輝かせていた。