お姉ちゃんは、来週の月曜日に罰が下る。お姉ちゃんにとっては何よりつらい罰だろう。
だから私と兄のライは、助けたい。
姉のシイを-------。


「あそこから連れ出す方法、、、、」
案を紙に書いては捨て、書いては捨ての繰り返し。
ただ時間が過ぎていくだけ。


「キイ入るぞー」
悩み続けていると、食器を洗い終えたお兄ちゃんが部屋に入ってきた。
「どう??何か思い付いたか??」
ベッドに座って聞くお兄ちゃん。