?「俺が、遼っていうんや!」



?「僕が、陽太だよ!」



?「・・・柚」



?「・・・」



遼「この黙ってるのが、葵や。女嫌いなだけだから((汗」



玲「・・・玲だよ・・・」



苗字は別にいっかー・・・
みんな言ってないし・・



陽太「れーいっ!!さっそくだけど、このドア、どうやってあけたのー?」



そういって屋上のドアを指差す。



ぎっくぅぅぅぅっっ
ピッキングのこと言うべき!?


いやいやいや、私の高校生活はまだ普通の女子高生でいたい・・


私に選択肢がもうけられた!



1、言う


2、逃げる


3、殴って気絶させて、今のことを忘れてもらう。




1は、まだ普通の女子高生でいたいから却下



3は、四人だったら楽勝だけど、なんとなく後が怖いからやだ・・・



よし、2だ!!
といいたいけど、
ドアから出るのは確実に無理。葵が立ってる・・



ということで飛び降りる!!
このくらいの高さなら平気だろう!!



遼「れいー?」



私は、屋上の端っこにあとずさりして、


ちらっと下をみて、


玲「あっ、なんか居る!!」

と、みんなの後ろを指差す。



みんなもちろんそっちの方向を見る。




遼「なんやねん・・・誰もおらへんやんか、玲・・・ ・・・玲?」




四人が、玲のいたほうこうを見ると、



玲はもういなかった・・・