そこに立っていたのは大樹だった。 久しぶりの大樹…。 前の自分ならドキドキが 止まらなかったのに… なんとも思わない。 もうスキじゃないんだって気づいた。 「大樹どうしたの?」 真剣な顔をして立っていたので、 どうかしたのかと思っていたら… だんだん近づいてくる。 大樹はなにも言わない。