｢打ち上げするぞーっ!!｣

｢｢｢おーっ!!｣｣｣



岩ちゃんのおごりで、私達はジュースやらお菓子やら食べたり飲んだりした。



｢…陽菜。
椿谷と何があったの？｣

｢へ？
何って？｣

｢その…襲われたりとか…｣

｢なっ、ないに決まってるよ!!｣

｢じゃあ…それは？｣



“それ”…？



｢首筋にあるキスマーク…｣

｢えええぇぇ!?｣

｢気付かなかったんだ…｣

｢だから、成弥あのとき…
あっだからあの人も…っ｣



成弥の変態ーっ!!!!!

私は心の中で叫んだのだった。



｢桜木…｣

｢あ、九条君!
その、成弥がごめんねっ｣

｢あ、いや…その…｣



もしかして…



｢これは何でもないから!!
気にしないで!!｣

｢…そうなの？｣

｢うん!!
成弥が勝手にやっただけなの～!!｣



成弥…

許さないから…



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