「桜木ー、次こっち」
「はーいっ」
「桜木さん、指名入ったよ」
「今行きまーすっ」
「桜木ー」
「ちょっと待ってくださーい…」
忙しい…
なにこれ…
始まって20分。
私はもうへとへと…
「桜木っ」
「はぁーい」
それなのに…
指名は増える一方で…
そんな私を栞はニヤニヤして見ていた。
手伝ってよ~…
「桜木」
「はーいーっ」
あと何時間あるのか知らないけど…
私は、きっともたない…
でも…
忙しい分だけ、成弥のことを考えずに済んだ。
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