成弥に会えて嬉しかった…


職員室に着くまでの廊下で、余韻に浸っていた。



やっぱり…

私は“成弥”を…?



でも、成弥は…

私のことを何とも思ってないよね…





「はぁ…」

「ため息つくほど嫌なのか?」

「…うん、そりゃ…」



…って、えええぇぇ!!?



「な、成弥…!?
なんで!?」

「ん?
あぁ、俺も用事あったの思い出して…」

「そっ、そうなんだ…」



後ろに成弥がいたなんて…っ

気付かなかったよ~っ!!


さっきよりもドキドキうるさいよっ!!



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