1604年に旦那さんが死んじゃって、チェイテ城…今のスロバキアにあるお城がバートリィの物になったの。
召使を残虐してたんだけど、旦那が生きてる時からしてたみたい。
一説では旦那がバートリィに教えたとも言われてるわ。
でも旦那が死んでから残虐行為はエスカレート。
最初の頃は農家の娘を誘拐して惨殺してたんだけど下級貴族の娘に『礼儀作法を習わせる』って言って誘い惨殺し始めたの。

残虐行為は"鉄の処女"って拷問器具で殺して血を浴びたり、別の拷問器具指を切断してその娘の苦痛の表情を見て笑ってたんだよ。
使用人に命じて皮膚を剥いだり切り裂いたり…
性器や膣を取り出して興奮したり…
まぁようするに性癖異常者だったのね〜。
同様の事件を挙げると18世紀、ロシアの貴族、ダリヤ・サルトゥイコヴァって人かな?

地元のルター派の牧師が告発したんだけど役人は薄々感ずいてたみたい。
でもバートリィ家の名誉が傷付くから黙ってたの。

1610年に一人の少女が脱走してしまってバートリィの残虐行為が暴かれたってわけ。
それから1年後、バートリィは死刑!

めでたしめでたし」

………この子はどうしてこんなこと知ってるのかしら?