「ごめんなさい。」
わたしの胸の中で泣きじゃくる
彼女をもう責める気にはなれ
なかった。

 「もういいんです。幸せに
なってください。」


わたしは、彼女を、イスに座らす
と彼方を探して走り出したんだ。



どうして、こんな大切な話しを
してくれなかったの?

わたしは、まだ彼方をこんなに
想っているよ。

あなたにあなたにこんなに触れ
たいよ。


彼方・・・・。