俺は眠れない夜をすごした。

何が何だかわからないんだ。

俺にとって和哉と呼ばれるあいつ
を許す事の出来ない。


もう二度と会う事もない。

そう思っていたあいつが、また
俺の目の前に現れた。

隣にいたのが、もし心和なら
俺はまちがいなくあいつを
殴ってた。

カンナとあいつはいったい。




眠れないまま朝が来たんだ。


まだ、10時には時間があった。
でも、悶悶とする俺は早めに家
を出た。

心和、君は気付いてないと思うけど
俺は、久々に君を見かけたんだ。

俺は、君が見えなくなるまで、その場
で君の背中を見送った。