宗一郎が
「脈ありだな!まぁ一週間以内目指して頑張れよ」
と オレの肩を叩く
オレは一歩進むため TELをした
「昼間は突然悪かったな」
「あ いえ 大丈夫です」
「考えてくれた?」
「いや・・・ありえないです なんで先輩があたしなんかに・・・?」
普通な女ならすぐ即答するだろうに!こいつは今までのヤツとは違うタイプだな!
思わず
「自分を卑下すんな!」
と言った
「でも・・・先輩は別にあたしじゃなくても たくさんまわりにいるじゃないですか?」
「だから オレはお前がいいの!」
少しは気持ちがこもってるようにきこえるかな?
なのに
「・・・・・何かの罰ゲームですか?」
「ち・違うよ!オレはマジだから」
超焦った!
こいつはわかるのか???
「信じていいですか?」
「おう!」
「では こんなあたしですが よろしくお願いします」
「こちらこそ!それと一つ 付き合うんだから 敬語なし!呼び方は先輩なし!」
それから付き合いが始まった
武田先輩 あっ!!
星哉くんはよく薬学部に顔を出すようになった
周りの子たちは
「なんで?」
って いう目で見てくる
沙穂は
「愛美の彼なんだよ」
と自慢げに言うが
「どーせ 遊ばれるんじゃないの!」
と 笑う あたしもそう思った
だけど始めに【信じていい?】と聞いたとき 【ああ】と言ってくれた言葉を信じてる
でも星哉くんファンがいるから これから大変かも!
「今日一緒に帰ろうか?」
せっかく誘ってくれたのに 残念ながら今日はバイト
「今日はバイトなんだ!」
「そっかぁ〜 じゃあ バイト何時に終わる?」
「19時すぎかな」
「じゃあ それからデートするか!」
え?デート?
ホントに?
「あ・・・それからじゃあ 遅いか・・・」
「いえ!遅くないよ ただびっくりして」
「びっくりって?恋人同士がデートって普通だろ」
「そーだね」
結局デートすることが決まった
19時過ぎバイトを終え 店を出ると 星哉くんが待ってた
「お疲れさん」
「ごめんね 待たせて」
「オレも今来たところだから」
二人でファミレスに入った
「遅く帰っても大丈夫?」
「うん あたし 毎晩親いないから」
「毎晩って?」
それから長々とあたしの家庭の事情を説明する
親が離婚して 父と兄は別に暮らしてて
母はずっと水商売
だから中学生くらいから夜は一人ぼっちなこと
お金持ちでお手伝いさんがいるような暮らしをしてる星哉くんには考えれないことだと言う
「お前は頑張ってるんだな」
と ポンポンと頭を撫でられた
なんかすごく嬉しく涙が出た
今まで色んな人に【可哀相】と 言われてもこんな気持ちにはならなかった
【可哀相】そう思われるのが嫌だから 隠してることが多い