愛する気持ち

送信した

そして星哉くんからの着信を拒否設定にする

沙穂にはこのことをすべて話した

罰ゲームであたしに声をかけたこと

一ヶ月以内にできなかったら罰金６万円

後タイムリミット２日だったこと

「あんたたった６万円の価値？」

「うん・・・おかしいと思ったんだ あたしを好きだなんて・・・」

「あんた よく身体を許したわね」

「あたし 星哉くんとそうなれたことが嬉しかったんだ それでいいんだよ」

「あんた和恵さんに嫌味を言われたり ばばぁに言われたことや武田先輩のファンにやられたこととか言ったの？」

「いや！もう言う必要ないし」

「バカだね・・・今度はいいヤツと付き合いなよ！」

「うん・・・そうだね」

と行ったら もう涙をこらえる事が出来なくなった

「ま・な・み・・・哀しいんでしょ！あたしの前で強がって我慢しなくていいんだよ！思っきり泣いて忘れなさい！」

「あり・・・が・・とう・・・」


どのくらい時間がたったのだろうか

すこしだけすっきりした

星哉Side⑥・・・☆

学食で愛美と会った

「今日オレんちへこいよ」

と誘うとみんなが

「俺ん家で何すんの？」

と 茶化す

ヤツらはエスカレートしてオレが我慢してるだとか愛美に言う
最後には

【まさかお前本気になったとか？】

と 言う

そうだよ！本気になってしまったんだよ 悪いか！

オレは無言でゲンコツを落とした

愛美を送って行くとき

話しがあると言われた なんだろう・・・

聞いてやるから話してと言っても

「もうどうでもいいや」って・・・

オレに言えないことなのか？

オレじゃあ 相談相手にはならないのか？

オレは思わずキスをした

愛美は抵抗しない

愛美の座ってるシートを倒して ついに服に手を入れた

抵抗するどころか

「あ・っ・・・」

と 声を出してきた 感じてるみたいだ

続きがしたい そう思って

「ホテル行こう」

と 誘った が 返事がない！

ないと言うことはオッケーだよな・・・

だけど満室

なんでみんな今やってるんだよ！

さっさと出ろよ！

なんて思ってても口にしない

他の場所へ行こうと言うと愛美は帰ろうと言い出した

なんでだ？

なんかムカついて来た

オレは何も言わず車を走らせた

「何か怒ってる？」

愛美の家へ着いたとき聞いてきた

少し怒ってる

あの場に来て拒否みたいなことになるんだから・・・

「別に・・・怒ってない」

と 一応答えるが・・・

次の日学食で友人と食べてると愛美たちがやってきた

なんか気まずいな！

なのに宗一郎が

「愛美ちゃんおいでよ」

と 呼ぶ オレは顔を合わせづらく席を立った

今思えばこの時オレがこの席を立たなければ愛美は悲しむことなんてなかったのに

しばらくして席に戻ると愛美は友人の元へと帰って行った

付き合い始めて４週間目と４日
愛美からＴＥＬがかかった

「今日暇？」って・・・

「この前から星哉くんとなんかぎくしゃくしてるし あたしが悪いんだよね だからお詫びもあるし」

などと言う

実際オレの方もこのまま気まずいのも嫌だから会うことにした