「・・・さん、吉原さん!」 「んー・・・。」 私の名前を呼ぶ声が聞こえて、ゆっくりと目を開ける。 目を開けた先には、先生らしき人がいた。 まだ先生達の名前は、担任と副担と・・・後は学年の先生ぐらいしか覚えていない。(ゴメンなさいっ・・・) 「もうそろそろ授業始まるわよ?」 授業・・・? あっ、そうだ。私本を読んでた途中で寝ちゃったんだ・・・。