友達のナホに紹介してもらったコウ。
まだメールを始めて1週間経ってない。
もちろん
顔も知らないし、性格も知らない。


コウはナホのプリ帳であたしの顔は知ってたみたいだヶド。




だけど…




《じゃぁ、俺と付き合って下さい!》




こんなのやっぱ、ありえないっしょ!?



つか、じゃあって何だよ。
一緒に住みたいから付き合うのかな。
そうゆうのって、付き合って、結婚意識して同棲するんじゃないの?


あたしの頭はぐるぐる。
軽くパニック状態。



《あたし、まだコウの事よく知らないよ。
1回会ってから付き合おうよ》


何にも知らない人と付き合うなんて出来ない。

顔さえも知らないんだもん。




ペディキュアが完全に乾いた頃に、コウから返事が来た。



《わかった。じゃあ、今度マキの学校まで迎えに行くから》




あぁ…会う事になっちゃった。

あたし、こうゆうのほんとに苦手。
生理的に無理な人が来たらどうしようとか
なによりも
相手が、コウがあたしの事気に入ってくれるかわからない。


もし、気に入ってくれなかったら1日最悪だよ。

次の学校の日がほんとに気が重かった。