小山先輩が帰った後、何故か無言の弘也。


話の続き聞きたいのに、ベットに潜ってしまった。


具合悪いのかな。


「千比絽、ごめんな。小山は全て見ちゃったらしくて、だから三発殴って口止めさせた。本当に許せん。」


やっぱり、そんなことだと思った。


見られたものは仕方ない。


「千比絽の裸は誰にも見せたくない。千比絽を抱くことも出来ないなんて、辛すぎる。」


それだけが全てじゃない。


こうして、二人でいれる時間も大切だから。


「弘也に見せてあげる、でも、今じゃないよ。私の全てを見せてあげるから、死んだりしたら許さない。」


自分の声が震えているのがわかった。


弘也と私たちの未来はまだ続くの


ここで、終わらせない。


弘也、死んだら駄目、絶対許さないから。


私と弘也の未来は永遠に続くと信じてる。